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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

身体障害者認定医がいる病院を調べるには


『身体障害者認定医がいる病院を調べるには
 ―難聴障害についての相談をするには』

身体障害者手帳診断書 認定基準



身体障害者の認定を受ける場合、身体障害者認定医に
診断してもらう必要があります。
聴覚障害の認定を受けたい場合は、その認定医のいる病院、
医院、障害者リハビリテーションセンター等の耳鼻咽喉科に
行く必要があります。

認定医がどの病院にいるか調べるには、役所の障がい者
福祉課へ問い合わせれば、わかります。

ただし、認定医であれば、どこででもきちんとした診断が
受けられるとは限っていません。

信じられないと言われるかもしれませんが、
なかにはやる気のない医師も実際にいました。
認定医だというのに、その人から

「私は、認定をやりたくない。
だから、さっさと他の病院へ行きなさい」

と言われました。
それでまた役所へ行って相談するという、
たらい回しにされました。

さらには、明らかに難聴とわかっても、
放置されてしまうケースがあります。


他の難聴者からも同様のケースがあることを
聞いたことがあるのですが、その理由の一つには、
難聴は治せないからだと言われています。

医者にとっては、治せない障害に関わっていても、
お金にはなりません。
だから見捨てるのだと思われます。

なかには親切に知り合いの補聴器メーカーを
紹介してくれる医院もあるかも知れませんが、
くれぐれも注意したほうがいいと思います。

なぜなら、医者が補聴器販売店から賄賂を貰っていて、
それを積極的にやっている可能性もありえるからです。
そうなれば、その販売店も悪徳業者でしょう。(※)

私ならば、もし親切な医者がいたら、
本当に良心的な医者か、悪い医者のどちらかだろうと、
まず警戒します。

実際は、儲けにならなければ、そんな親切はしないのが
普通なのではないか、と思います。


(※)〔参考情報〕
当ブログ
『補聴器販売店テクノスの悪質商法』
〔2012-04-13 20:43〕



そして、実は、もう一つ理由があるそうなのです。

「医療と障害者福祉はつながっていないから、
医療機関にとっては儲からない話だから、
医療機関は関わろうとしないのだ」

という話が、手話通訳士からありました。

医療機関側と障害者福祉行政側には、
連携システムがない、ということです。

この二つとも、恐らくは本当のことだと思われます。

そもそも、医者は忙しいのですから、よほど親切な人でない限り、
教えてはくれないでしょう。
いやそれ以前の問題として、医者は障害者福祉のことなど
分野外なので、詳しくは知らないのですから。


行政や医療機関のなかには、親切のつもりで言っていても、
間違った情報を相談者に教えている場合さえあります。

例えば、ウチの地域の手話通訳派遣依頼は役所か
派遣センターのどちらかだけなのに

「社会福祉協議会へ連絡すれば、依頼できると思います」

と言われたり…。

行政側も、障害者福祉をよく知らないで、こんなふうに言うのです。
だから、その地域の当事者団体のほうが信頼できると言えそうです。


医者では難聴者のまともな相談相手にはなってくれないことも、
よくあります。
その医者に認定医を任せている行政のほうも、
よく考えてみればおかしいのではないか、と思いませんか?
そんな体制で苦しんでいるのは、難聴者のほうなのです。

そんな状況なので、難聴者が身体障害者手帳について
相談する場合は、医者よりも手話通訳士のいる社会福祉協議会とか、
聴覚障害者団体とつながっている地域の手話サークル、
難聴者協会などに相談してみたほうが、いいと思われます。

(社会福祉協議会でも、聴覚障害が専門の担当者がいない
ところだったら、あまりアテにしない方がいいと思います)

私も、たまたま手話を学ぼうと思って手話サークルに入って、
サークル員に難聴と身体障害者手帳との関連を教えてもらい、
初めて知って、障害者手帳を取得した経緯を持っています。

手話サークルの所在地、連絡先等は、
役所の障害者福祉課や地域コミュニティセンターなどへ
問い合わせすれば、わかります。

聴覚障害者団体ならば、インターネットで「○○市聴覚障害者協会」
とか「○○市難聴協会」などと検索してみれば調べられます。
私の経験から話しますと、やはり当事者団体や、
それと関わりのある団体に聞いたほうが、
ずっと良い相談になるだろうし、何よりも正確な情報収集と、
実務的対策になると思います。

もしも自分の住む地域になかったら、
他市へ行ってでも、探して相談に行くべきでしょう。


ということであるので、障害者福祉制度のことは、
残念ながら医療関係者に聞いても、
効率の良い情報収集をすることは難しいかもしれません。


それから、確か「情報リテラシー」という言葉が
ありましたよね。
相談者自身がそれを持つことも大切ではないかと思います。
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by bunbun6610 | 2013-01-17 18:00 | 聴覚障害