『交響曲第一番HIROSHIMA』(佐村河内守) 中途失聴者の作曲家

全聾の作曲家? 現代のベートーベン?
日本人です。

よく読むと、ろう者(Deaf)ではなくて、
中途失聴者です。

私も聴覚障害者として、彼の音楽には関心があるのですけど、
残念ながら、音楽を聴き取るのは難しいです。
でも、聴こえなくなっても、作曲ができる、というのはわかりますね。
なぜ健聴者はそれを「奇跡」と書くのかが、理解できません。


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http://www.news-postseven.com/archives/20121216_160330.html

全聾作曲家のCD大ヒット「1を得るために99を捨てた」壮絶人生
2012.12.16 07:00

先日発表された2012年アマゾンランキング。
CD売上クラシック部門で1位に輝いた
『交響曲第1番HIROSHIMA』(佐村河内守・さむらごうちまもる)
が話題だ。
アマゾンの「音楽」総合ランキングでも、ユーミンやMr.Childrenを抑え、
トップを走る(12月14日時点)。
発売元の日本コロムビアによると、CDはすでに6万枚を販売。
数千部でヒットと言われるクラシック業界において、
異例の大ヒットを見せている。

 火が付いたきっかけは、11月9日のNHK「情報LIVEただイマ!」
での特集だった。
反強の大きさに、NHKは12月12日には「あさイチ」内で再放送
(政見放送で一部の地域のみ)。
米国の『タイム』誌に“現代のベートーベン”と称された作曲家の
魂の音楽が、ようやく広く日本人に届こうとしている。

 その人生はあまりに壮絶だった。
 4歳から母の英才教育でピアノを学び始め、小学3年生で
「ソナタ」を制覇。
10歳で「もう教えることはない」と母に告げられた。
その後は独学を貫き、音大への入学を懇願する両親を振り切って、
上京。
アルバイト生活を送りながら音楽求道の日々を送る。
金が尽き、路上生活を送ったこともあったという。
 一時はロック歌手としてデビューするものの作曲家と生きる
覚悟を定め、「鬼武者」などゲームや映画音楽の依頼も舞い込む
ようにもなった。
だが、過酷な運命が次々と佐村河内氏を襲う。
原因不明の発作、聴覚の異常、最愛の弟の事故死、
そして30代半ばで「全聾(ぜんろう)」に。
音を喪った後も、激しい耳鳴りや神経症に悩まされ続けた。
耳鳴りを誘発する光を避けるため、薄暗い部屋で作曲された
のが『交響曲第1番』である。
作曲に取り掛かったのは17歳のときのこと。
幾度もの破棄を重ね、完成したのは2003年の秋だった。

 作曲時の苦闘を佐村河内氏は、自著『交響曲第一番』で
こう表現している。

「私は《交響曲第一番》の完成を目前としながら、悶絶する
日々を送らねばなりませんでした。
(中略)
発汗や嘔吐を伴う硬直のあと、激しい全身痙攣が起こり、
発作が長引けば気絶してしまうこともありました。
そんなときは、ほとんど例外なく失禁しており、
鼻からもたびたび出血しました。
私にとって神聖な〈音楽室〉は、嘔吐物と尿と血にまみれた
恐ろしい戦場と化していました。
二日後には洗面器、一週間後には尿瓶なるものが登場し、
二週間後に生まれて初めて大人用紙オムツを装着したときは、
泣き笑いが止まりませんでした」
(「」内、以下同書より)

 氏は広島県出身の被爆2世であり、確実な原因をつかみきれない
聴覚障害について、被爆との関係性を指摘する医師もいるという。
上記著書には、自分の曲を自分で聴けない運命を呪う様が
克明につづられる。
だが、悲しみの末に、一つの真実に辿りつく。

「音楽は他者のために書かれる」

ものだと。

 そんな氏を支え続けたのは、高校時代に知り合い、
20代半ばで結婚した妻だった。
その妻の口癖は「欲しい服はないんですか?」。
衣・食・住と睡眠には興味がないという氏は、
外出する際、ほぼ例外なく同じ服を着るからだ。

「私には音楽しかない」

「1を得るために99を捨てる」

――音を喪くし、“偏執狂者”を自任する作曲家が、
暗闇のなかで辿りついた境地だった。

 2003年の完成の後、CDが発売されたのは2011年7月
のこと。
日本コロムビアの担当者は、突然やってきたブームについて
こう語る。

「信じてきてよかったなという気持ちですね。
佐村河内さんの人生の凄さもさることながら、
やはり“音楽の力”が強いと思います」

 とはいえ、こうしたブームについて、冷静な声もある。
音楽にも造詣が深い評論家の玉木正之氏はこう語る。
「クラシックには、数年に一度、大ヒットが生まれます。
100万枚売れた小澤征爾さんの『ニューイヤー・コンサート2002』
や、最近ではや辻井伸行さん、佐渡裕さん。
ただ残念ながら、ブームはブームで終わることがほとんどです。
今回も、急にクラシックファンが増大することはないでしょう。
でも、これをきっかけに、少しでも聴く人が増えれば嬉しいですし、
クラシック業界もこうしたヒットをきっかけに、ファンを広げていく
取り組みが求められていると思います」

『交響曲第1番』は、2013年2月25日に、大友直人指揮・日本フィル
ハーモニー交響楽団によるコンサートが決定(東京芸術劇場)、
夏にはロシアのサンクトペテルブルグ交響楽団が演奏を
予定している。
また、2013年春公開予定の映画『桜、ふたたびの加奈子』
(広末涼子・稲垣吾郎主演)には、佐村河内氏作曲の
『弦楽作品集』が流れる。
苦難の道のりを経て見出された2012年クラシック界最大のスターは、
来年も旋風を巻き起こしそうだ。


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奇跡の作曲家・佐村河内守の壮大な交響曲が大反響!
発売1年5ヵ月目で初のオリコンTOP10入り。
2012-12-12 12:57

http://exanime.exblog.jp/19280634/

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佐村河内守氏の、上の経歴を見ますと、
ある疑問を思い浮かべます。
大人になってから失聴した人ですから。

失聴前は健常者だった。
ということは、初診日が20歳前からの障害者の場合の、
障害基礎年金適用(受給対象者)ではありません。

しかも20歳頃は、まだ定職に就いていなかった
ように思えます(アルバイトだったようです)。
そして、失聴前にホームレスも経験している、という。
というとその頃、国民年金を納付できていなかった期間もある、
ということでしょう。
年金の未払い期間がある可能性がある、ということです。

というともしかすると、その未払い期間によっては、
受給要件を満たしていない可能性もあるのです。

受給要件となりうる初診日前に、
年金を払えないという最悪状態にあるわけで、
そのために中途失聴者でも条件を満たせず、
無年金障害者になってしまっていた、
という可能性もあると思います。

だから、こういう運命に生まれた聴覚障害者は心配だな、
と思いました。

氏は、果たして無年金障害者なのだろうか?
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by bunbun6610 | 2012-12-31 18:30 | 難聴・中途失聴


ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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