聴覚障害者の仕事探し【再掲】

※ 元記事〔2012-05-08 21:27〕より、再掲載。

この記事に今でも多くのアクセスがあるのは、
仕事探しで悩んでいる聴覚障害者が、
大勢いるということなのかもしれません。

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就職活動の苦労話は、
聴覚障害者・金 修琳氏の著書

『耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由』

にも、本人の体験談が載っていました。

本人も初めは何も知らないで健常者に混じり、
一般採用の合同会社面接会に行っていた、という。
そして、企業側に金氏の聴覚障害のことがわかると
相手にされなかった、という。

ただそこで障害者採用という、障害者には別の機会が
あることを教えてもらった、という。

障害者雇用は、障害者手帳を取得している
障害者が対象です。
手帳のない難聴者等は、おそらくは対象外でしょう。
(ただし、相談はしてくれると思います)

ハローワークに紹介状をつくってもらうとき、
紹介状には必ず、書類選考(郵送)のときに
「障害者手帳のコピーを添付して下さい」
と書いてあります。

職域はかなり限定されてしまいますが、
聴覚障害者の仕事探しとしては、
たとえば次のポイントがあります。


(1)ハローワークは健常者とは別の、
専門援助第二部門を利用すること。


クローズドは一般枠ですが、オープンでしたら当然、
障害者求人情報から仕事を探します。
ハローワークのコンピュータでも、求人票は別々に
分けられていますから、注意して下さい。


(2)求人票はコンピュータから探してもよいが、
聴覚障害者の場合、ハローワークが職域限定した
ピックアップ・ファイルからのほうが、効率がよい。


ファイル題名は例えば、

 『作業系の仕事』
 『電話応対なし』

などと、別々になっています。
このなかに、聴覚障害者も応募できやすい職種の
求人票がピックアップされている場合が多いです。


(3)紹介担当者のなかで聴覚障害者に
気にかけてくれそうな人を探し、
裏情報(※)を聞き出す。


すると、「聴覚障害者希望」の最新求人情報を
すぐに紹介してくれる場合もあります。

※ 裏情報とは、当ブログ
『聴覚障害者にできない仕事』
(2012-05-02 11:56)を参照。


非常にレアな情報なのですが、私の今までの経験でも、
こういう募集は聴覚障害者採用を真剣に考えてくれ、
応募すれば採用してもらえる確率も非常に高いです。

ですから、こういう情報は苦労してでも探す価値は
あると思います。


(4)障害者専門の仕事紹介会社に相談する。
紹介してくれる場合もある。
仕事紹介会社はインターネットで調べられます。


ジョイコンサルティング、クローバーナビ、ウェブサーナ、
など。


(5)自分でインターネットから求人票を検索してみる。

検索文字例)「求人雑誌の名前」+「聴覚障害」

これもなかなかないですが、検索してみると、
たまにどこかの会社求人票がヒットすることがあります。

これも珍しい情報ですけど、要は健聴者でも
「アンテナを張れ」と言われるように、
聴覚障害者でもちゃんと情報を受け取れるように、
自分から可能な限りのアンテナを張ることが
大切です。

何社かの選考に落ちても諦めず探し、
面接に挑戦し続ける気持ちを持っていないと、
なかなか仕事をもらう機会に巡り合えないものです。
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by bunbun6610 | 2012-05-17 22:48 | 人気記事(再掲)
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