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蒼穹 -そうきゅう-

「補聴器をすれば聞こえます」の誤解

またしても、ハローワークが無責任な発言を…

(前例『聴覚障害者の面接試験対策』(2012-03-07 20:38)も参照。)

※ハローワーク専門援助第二部門(障害者対象)は大抵、
人が少なくて静かなので、補聴器の両耳装用で聞き取れる
場合もあります。

話し言葉をそのままに書いているわけではありませんが、
次のようなイメージで会話しました。

HW;「お掛けになって下さい。ハローワークカードを見せて下さい」

私;「どうぞ(と言って、カードを渡す)」

HW;「ありがとうございます。
    お探しのお仕事はコンピュータで見つかりましたか?」

私;「はい。この会社に応募したいので、問い合わせてみて下さい」

HW;「わかりました。ちょっとお待ち下さい。(会社へ電話をする)
    もしもし、●●社の■さんですか? こちらはハローワークの▲と申します。
    早速、××の求人票から応募したいという方を紹介させていただきたいのですが、
    聴覚障害者の方です。
    年齢は●歳です。
    聴覚障害者ですが、補聴器をされていて、
    私との話は聞き取れている方です。
    はい。応募させていただいてもよろしいでしょうか。
    この方のお名前は●さんです。
    …では、よろしくお願いします」

私;「(唖然とする…そして)あの、今「補聴器をすれば聞こえる」と先方に話していませんでしたか?」

HW;「大丈夫ですよね」

私;「補聴器をして聞こえるのは、今の、これだけ静かな環境だから、
   どうにか聞き取れるわけです。
   実際に大抵の職場では、いろいろな音が入ってきてしまうので、
   補聴器で聞き取るのは難しい場合が多いです。
   そのことを理解していますか?」

HW;「いろいろな音がする場所では聞き取りづらいのですね」

私;「だから、面接のときに、通訳者を準備して行ったほうが良いのか、
   それとも先方が筆談で対応してくれるのか、聞いて欲しかったのです。
   すみませんが、すぐにもう一度先方へ電話して、
   この点を確認していただけないでしょうか?」

HW;「わかりました。
    もう一度電話して聞いてみます。
    …(電話で先方へ聞いている。一方的に先方と話していて、
    私とは一切確認を取っていなかった。
    そして、電話を切った)」

HW;「先方が筆談なり対応するので、手話通訳は要らない、とのことです」

私;「わかりました。ありがとうございます」
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by bunbun6610 | 2012-04-06 18:46 | 就労前の聴覚障害者問題A