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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

病院で聴覚障害者は、どうするか? (2)

当ブログ

『病院で聴覚障害者は、どうするか? (1)』
(2012-02-16 19:50)

の続編になります。

病院の担当者へは支払い窓口での苦情、改善要望を
伝えていました。

しかしその後も、何の改善もなされていないままでした。
聴覚障害者にとっては、こうしたことはよくあることなので
驚いてはいませんが、やはり残念です。

支払い窓口は3ヶ所に3人の担当者がいて、
そのうち2人はマスクをしていて、誰かを呼んでいても、
私にはわかりませんでした。

これは困ったので、もう一度別室にいる苦情受付の担当者へ
改善要望を出そうと思いましたが、私もそこまで話す時間的余裕がなく、
仕方なく自分で対応を考えました。

支払い窓口のカウンターに仁王立ちしていて、
3人の声質を覚えてから、補聴器でその声が聞こえたら、
その担当者のところへすぐ行きます。
それから担当者が持っている領収証等に書いてある
氏名を覗き込んで確認しました。
そうすれば、誰を呼んでいるのか、
よく聞こえなくてもわかるからです。

これはやっぱり良くない行為だとは思っていますが、
他に方法が思いつかないので、
仕方がなくやっています。
受付の担当者も、

「この人は耳が聞こえない人だから、しょうがない」

というふうに見ています。
でも、これも問題です。

お客様のため、自分たちの働く病院をよくするため、
病院としても個人情報保護上の問題点として、
もっと真剣に、最善の方法を考えてほしいのです。
病院側はなぜ、こんなことがわからないのだろうか。

以前に耳マークも提案したけれども、
やっぱりそれも受け入れてもらえない。
マークを受け入れようが受け入れまいがは、
別に病院に任せてもいいことだが。

病院は、聴覚障害者対応がわからないのならば、
なぜ聴覚障害者の意見を真剣に訊こうとしないのだろうか。

改善を要望しても、担当者は聴覚障害者の問題がわからないから、
ほったらかしになってしまうのは病院でも会社でも、
どこでも日常茶飯事です。
そんな場合は、我慢しても解決にならず、
厚かましく振舞うしかありません。
もう他に方法がないのです。
やるなと止められても、やるしかない。
モンスター障害者と呼ばれようが、
不良障害者と呼ばれようが何だろうが、
困っているのを放置する病院が問題の発端なのだから。

これを読まれている健聴者は、どう思うだろうか。
勿論、私も批判を受けることも覚悟で書いているし、
こういうことをやっています。

昔は、本当に自分が呼ばれているのではないかと思えるまで、
何時間までも待っていたこともありましたが、
今はもうそんなことはやめました。

もし病院関係者の方がこのブログを読まれていましたら、
真摯に考えていただきたい、と思います。

自分がハッキリ聞こえないことを伝えるのは、
聴覚障害者の義務ですが、
病院側にきちんと改善を要望したにもかかわらず、
改善しないことが非常によくあります。
これはすぐに改めて、きちんと対応するようにして
ほしいと思います。
なぜならば、聞き取れない聴覚障害者は、
病院で本当に困っているからです。

病院は聴覚障害者からの苦情に、
もっと真摯に耳を傾けるべきです。
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by bunbun6610 | 2012-03-15 19:30 | 医療バリア&バリアフリー