都営線のバリアフリー (2)聴覚障害者への筆談対応
2011年 12月 06日
2007年頃は、都営線車輌内で、
「筆談します」という掲示物を見かけたものです。
しかし今は、このような掲示は、全く見かけなくなりました。
もしかしたら、
「駅員に『私は聴覚障害者ですので、筆談して下さい』と言っても、
してくれないのではないだろうか?」
と不安に思っている難聴者もいるかもしれないので、
そういう心理を和らげ、気軽に言ってもらえるように、
こういうポスターは意味があったのかもしれません。
都営線の駅職員には、
「私は耳が聞こえませんので、筆談して下さい」
と伝えれば、何でも筆談してくれます。
だから安心です。
こういったポスターを掲示するだけでなく、
駅員教育もしっかりとしていたからに違いありません。
私鉄では未だに、聴覚障害者への筆談対応は個人差があるように思うのですから。
でもその前に、困っている聴覚障害者ならば、まず自分でそれを言わなければ、
駅員も筆談はしてくれません。
当たり前ですが。
そう言えば、(社)全難聴が普及に努めている耳マークは、ここでは見かけないです。
→http://www.zennancho.or.jp/distribution/mimimark.html
クローバーの身体障害者マークでは、聴覚障害者対応なんて誰もしないから、
「聴覚障害者対応をします」ということを示す公的なマークが、
何かほしいものです(※)。
(※)(社)全難聴が著作権を持つ「耳マーク」は、
公的な聴覚障害者マークではありません。
ところで、自動車運転免許には蝶マークがありますが、
あれはなぜ蝶なのでしょうかね?
聴覚障害者から「洒落にもなんないぞ!」「おちょくっているのか?」
という批判的な疑問の声を聞いたこともあります。
資料(A)→http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/menkyo/osirase/tyoukakusyougai/tyoukakusyougai.html
資料(B)→http://toyonokuni.exblog.jp/8879409/
資料(C)→http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026630435
警視庁のパブリックコメントのときは、
多くの聴覚障害者協会が採用している龍マークや、
全難聴の耳マークなどが挙がっていましたが、
実際に決まったのは蝶とあって、皆驚いていたようでしたが。
とにかく、これを付けなければならない車のドライバーは、
よほど重度の聴覚障害者なので、
実際は目にすることは少ないと思います。
本当のところ、重度聴覚障害者にとっての運転免許バリアは、
他にもあると言われているのですけれども…。
それでも、蝶マークは公的なマークです。
健聴者は、無視すると罰金ですよ。
これは、水戸黄門様の印籠並みの効果があるのでしょうか。
そんな強力な?(かどうかは知りませんが)マークが、
聴覚障害者バリアフリー推進策があったらいいと思いますが。
「筆談します」という掲示物を見かけたものです。
しかし今は、このような掲示は、全く見かけなくなりました。
もしかしたら、
「駅員に『私は聴覚障害者ですので、筆談して下さい』と言っても、
してくれないのではないだろうか?」
と不安に思っている難聴者もいるかもしれないので、
そういう心理を和らげ、気軽に言ってもらえるように、
こういうポスターは意味があったのかもしれません。
都営線の駅職員には、
「私は耳が聞こえませんので、筆談して下さい」
と伝えれば、何でも筆談してくれます。
だから安心です。
こういったポスターを掲示するだけでなく、
駅員教育もしっかりとしていたからに違いありません。
私鉄では未だに、聴覚障害者への筆談対応は個人差があるように思うのですから。
でもその前に、困っている聴覚障害者ならば、まず自分でそれを言わなければ、
駅員も筆談はしてくれません。
当たり前ですが。
そう言えば、(社)全難聴が普及に努めている耳マークは、ここでは見かけないです。
→http://www.zennancho.or.jp/distribution/mimimark.html
クローバーの身体障害者マークでは、聴覚障害者対応なんて誰もしないから、
「聴覚障害者対応をします」ということを示す公的なマークが、
何かほしいものです(※)。
(※)(社)全難聴が著作権を持つ「耳マーク」は、
公的な聴覚障害者マークではありません。
ところで、自動車運転免許には蝶マークがありますが、
あれはなぜ蝶なのでしょうかね?
聴覚障害者から「洒落にもなんないぞ!」「おちょくっているのか?」
という批判的な疑問の声を聞いたこともあります。
資料(A)→http://www.police.pref.saitama.lg.jp/kenkei/menkyo/osirase/tyoukakusyougai/tyoukakusyougai.html
資料(B)→http://toyonokuni.exblog.jp/8879409/
資料(C)→http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026630435
警視庁のパブリックコメントのときは、
多くの聴覚障害者協会が採用している龍マークや、
全難聴の耳マークなどが挙がっていましたが、
実際に決まったのは蝶とあって、皆驚いていたようでしたが。
とにかく、これを付けなければならない車のドライバーは、
よほど重度の聴覚障害者なので、
実際は目にすることは少ないと思います。
本当のところ、重度聴覚障害者にとっての運転免許バリアは、
他にもあると言われているのですけれども…。
それでも、蝶マークは公的なマークです。
健聴者は、無視すると罰金ですよ。
これは、水戸黄門様の印籠並みの効果があるのでしょうか。
そんな強力な?(かどうかは知りませんが)マークが、
聴覚障害者バリアフリー推進策があったらいいと思いますが。
by bunbun6610
| 2011-12-06 22:39
| 物理的なバリア&バリアフリー