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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

難聴者コミュニティ形成の難しさ(1)

地域の手話サークルは、着実に増えています。

「手話は難しい」と言われているのに、手話をやって
みたくなって手話講習会に通ったり、
手話サークルで学ぶ人は結構います。

最近は意外にも、高齢者が増えてきています。

昔は高齢者が入ってきても、ろう者、若い世代の人と一緒に
学習するのは難しすぎるようで、勉強についてゆけず、
辞めていく人が多かったように思います。

しかし、今は健聴者にも手話を教えられる人が増え、
高齢者にもわかりやすい学習法に変わってきています。

そうすると、高齢者のなかにも、サークルに定着する人が出始め、
その周囲に新しく入る高齢者も仲間になり、
だんだんと高齢者グループができていく、というケースも出てきました。

将来、老人性難聴になる可能性は誰にでもあります。
健聴者の場合、手話を学ぶ理由は、必ずしも聴覚障害者との
コミュニケーションを目的としているわけではありません。

聞こえるうちに手話を学んでおくのは、備えになるという方もいます。

あるいは、「ボケ防止に役立つと思って」という方もいます。

手話は「第二の脳」と言われる手指と頭を使ってコミュニケーションを
とるので、そういう噂が高齢者の間で、広まったのかもしれません。

また、笑えるコミュニケーション方法でもあるので、精神年齢が
若く保てる秘訣になることもあるかもしれません。

手話サークルの本来の目的は、そのサークルごとに会則があって、
それに記載されています。
大体、地域の聴覚障害者協会(ろう協)と関係を持ち、
聴覚障害者とのコミュニケーション方法を学ぶ場として、
また聴覚障害者との交流機会を持つ場、
手話通訳者を目指している人の活動の場、
などが中心だと思います。

ただ、今や高齢者のコミュニケーションにも
手話をあまり積極的に使うわけではないようですが、
自分たちの会話活性剤として取り入れつつあるように思います。

しかし、高齢難聴者の場合は、こうした場も避けて、
全く別の手話講習会へ行き、手話を学ぶ人もいます。
それでも、一番の問題は、難聴者のコミュニティが出来にくい、
ということがあります。

なぜそうなるのか、これから当ブログで考えられることを述べてみたい、
と思いました。

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by bunbun6610 | 2011-08-22 23:39 | 難聴・中途失聴