補聴器の効果の程度

自分が使っている補聴器(身掛け型)を
健聴者に貸して、聴いてもらったことがあります。

すると、その健聴者は驚いて、

「盗聴器みたいじゃない!
こんなに遠くの人の話し声まで聴こえるのに、
(あなたは)聞こえない(人の話を全部は聞き取れない)
なんて、おかしいんじゃない?!」

と言われました。

私はこれを聞いてすぐに、

「健聴者には、感音性難聴障害を理解できないんだな」

と思いました。


補聴器を装用すると、かなりの効果が上がる難聴者
というのは、伝音性難聴の人に多いと聞いたことが
あります。
それは、老人性難聴の人に多いらしいです。

しかし、先天性難聴障害の人は、感音性難聴の人
が圧倒的に多いそうです。


伝音性難聴の場合は、耳の器官で、例えば鼓膜が
老化して、振動しにくくなったとかが原因で起こる
障害です。

この場合、補聴器で音の振動を大きくすれば、
聴こえもまた良くなる、という改善法のようです。


それに対して感音性難聴の場合は、聴神経の損傷に
原因があって、起こる障害です。

健聴者や伝音性難聴者の聴神経は損傷がなく、
どの聴神経でも音の信号を正しく受信し、
脳へ伝えているそうです。

しかし、聴神経に損傷のある感音性難聴者の場合は、
音の電気信号が歪んでしまったり、
反応が鈍い、といったことがあり、音の信号が正確に
脳へ伝わりません。

ですから、当ブログ

『感音性難聴障害を、健聴者や、ろう者にどう説明するか』
(2011-07-23 00:10)

で説明したような障害が起こるのです。


この障害の場合、補聴器を装用しても、伝音性難聴者
並みの効果を得ることは難しいのです。


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by bunbun6610 | 2011-08-08 21:58 | 補聴器、福祉機器等

ある聴覚障害者から見た世界


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