耳が不自由でも会話をする方法

耳の不自由な難聴者、中途失聴者が、健聴者と会話を
成り立たせるテクニックとは何かというと、私の場合は、
話しの主導権を相手に握らせない、という方法が圧倒的
に多いです。

昔はそれでも会話が成り立たないと思ったら、相手の
話しに適当にうなずき、気づかれないように逃げて
いったものです。

自己中心といえばそうなってしまうのですが、音声会話
で少しでも話したければ他に方法がありませんので、
仕方がないのです。

ですから本当の意味での、双方向のコミュニケーション
ではなかったのですが、それでも話しをしたい場合には、
自分から話を持ちかけて、できるだけY‐N(Yes,No)
疑問文にし、返ってくる返事が容易に想像できるような
会話法にしていました。

Y‐N疑問文で話しかけると、相手の表情が出やすくなり、
それを見ただけで何を言おうとしているのかわかるので、
相手も私のことを耳が不自由だと思わないことは、
よくありました。

もしわからなかったら、適当にうなずいていれば、
「おかしい」と思う人は何人かいたとしても、何も言われる
ことはありませんでした。

反面、相手から

「お前と話しても面白くない」

と言われたこともよくあります。

込み入った会話だと、聞き取れず、想像もできなくなり、
何もわからないので、音声会話では単純な会話しか
できないのです。

それと、飲み会などの場での、放射状の会話もできません
から、そういう場はなるべく避けるか、やむをえない場合
は適当に笑ったりうなずいたりしているだけの場合が
多くなります。

これは、本当は自分でも良くないことだとはわかっている
のですが、当時も今も、仕方がないことは事実だと思います。

その理由については『聴覚障害』(当ブログのカテゴリー)
で後述しますので、読み続けられると次第にわかって
もらえるのではないかと思います。


※軽・中度難聴は、障害のグレー・ゾーンにあたります。
グレー・ゾーンをなくそうという運動が、全難聴

〔→http://www.zennancho.or.jp/

のデシベルダウン運動でしょう。

 →http://www.hochokiki-benkyokai.net/06.htm


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by bunbun6610 | 2011-07-25 21:18 | コミュニケーション能力
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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