『六本木ヒルズのバリアフリー化 2011年4月調査<5>言語バリアフリー』(東京都港区六本木)

 
→http://www.roppongihills.com/


今度は東京シティビューへ行ってみました。
ソフト面のバリアフリー化はどうなのか、聴覚障害者の立場でテストしてみました。

まず受付まで行って、手話で話しかけてみました。

聴覚障害者;「耳/聴こえない/私/ /障害者/手帳/見せる/割引/ある?」

スタッフ;「?」(にこやかに笑ったまま、妙に緊張した表情で、どうしたらいいかわからない様子)

聴覚障害者;(もう一度、同じ手話を繰り返す)

スタッフ;(ますます、困った様子になるだけでした)

聴覚障害者;「筆談/お願い」

スタッフ;(この手話の意味は理解できたようで、紙とペンを出してくれました)

聴覚障害者;「ありがとう」


ここからは、筆談に切り替えました。

聴覚障害者;「私は耳が聴こえないです。障害者手帳提示で、割引はありますか?」

スタッフ;「障害者手帳をお見せいただくと、割引きがございます。1500円→750円になります。」

聴覚障害者;「上に行くと、食事できるところはありますか?」

スタッフ;「レストランがございます」

聴覚障害者;「幾らぐらいのメニューですか?」

スタッフ;「すごそちらに、そのレストランのメニュー看板がございます」

聴覚障害者;「ありがとう。 …高いレストランなので、やっぱり地上で食事を済ませてから、また来ます」

スタッフ;(にこやかに見送る)


手話ができないのは仕方がない、と思います。
このスタッフは、実は森ビル社員ではなくて、森ビルから業務受託している会社の従業員です。

それでも、森ビルのコンセプトで運営方針が決まっていることは間違いないと思います。
手話ができないなら、速やかに筆談で対応してくれれば、満点にしても良かったのですが…。
それでも「筆談がいいんだな」とわかると、後は速やかに筆談コミュニケーションへ移行できたことは、
評価できると思いました。

ただ…、ここは森美術館の会期中、1回は『手話通訳つきツアー』
( →http://www.mori.art.museum/contents/india/public/index.html)
もやっているはず…。

(ただし、今の森美術館ホームページを見ても見当たらないようなので、もしかしたら止めたかも
知れません。)
そのときは必ずろう者もここを通らなければなりません。
それなのに手話を使うお客様に対して、このような未熟さは、一体どうしたことだろう? と疑問に思ったのも、
正直な感想です。

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by bunbun6610 | 2011-05-24 22:10 | バリア&バリアフリー
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