六本木ヒルズのバリアフリー化 2011年4月調査<4>』(東京都港区六本木)

→http://www.roppongihills.com/

事故前の状況は、下のホームページが大変よくまとめられていると思いましたので、
そちらをご覧になって、比較して見て下さい。
 
 →http://www.neox.to/ud/


a0196876_21503757.jpg


上の安全対策を見て、私は思い出したことがあります。
実はこれは、2004年の回転ドアにとられていた安全対策と全く同じなのです。
閉まろうと回転するドアに、駆け足で進入しようとするのを防ぐため、こういう対策をとっていました。

ところが、死亡した男の子は、この赤リボンの下をすり抜けて、回転したドアの中へ入っていきました。
そしてセンサーが反応してもドアはすぐ停止しなかったため、男の子は頭部を挟まれて死亡しました。

ですから、本当に入っては危険な場所であるならば、これで十分な安全対策ができた、と言えるかどうか、
はなはだ疑問なのです。

この場所の場合は、子どもが入っただけで直ちに危険というわけではありません。
しかし、安全対策の外部顧問の方が進言したようなヒューマンセンサーの届かない位置が、
この赤リボンの向こうなのです。
そこへ入ると、万一子どもが危険なこと(乗り上げとか)をしていても、周囲の人が気づかない、
いわばヒューマンセンサーの死角になるところなのです。

こういう死角をつくらないということも、安全対策の教訓になっていたのですが、残念ながらそれが
生かされていない、ということが、この現況を見てわかるのです。

また、このことにより、実は「死角」すらも、人の不注意がつくっているものだということが、
おわかりだと思います。
しょうがないのとは、違うと思います。

別の死角は、現在は大人の喫煙所に変わっていました。
まぁ、森ビルの考えでは「大人ならば大丈夫」なのか…、とにかく認識は甘いと思います。

a0196876_21513364.jpg



下の写真は、子どもが乗って遊んでいたところです。
こういうところも、ない方がいいに越したことはありません。
設計段階から考えておくのが望ましいですが、後からでも対策をとることはできるはずです。

a0196876_21521199.jpg

[PR]

by bunbun6610 | 2011-05-24 21:54 | バリア&バリアフリー
line

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
line