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蒼穹 -そうきゅう-

六本木ヒルズ回転ドア事故<4> 森ビルへの抗議文

 -『森ビルへの抗議文』-

抗議文書の要旨は大体、次の3点でした。

①メーカーの商売もひどいが、森ビルなら事故を防げた。
だから、防がなかった森ビルの責任である。

②自分の体験からも、危険度が高いのでは?
 と想像はできた。このような安全装置がないドアを、
なぜ使い続けたのか?

③このドアが危険なのは子どもだけではない。
女性、老人、障害者、怪我人(杖を使う人など)などもいる。
歩く速度も、人により様々。
であるから、そうした誰もが安心して利用できるドア設計にしてほしい。


【抗議文】(原文から一部抜粋)
・新聞等の報道によれば、回転ドアの安全面での機能に重大な問題があり、
これが子供を死なせてしまった原因であったのは確かだ。

しかし、森ビル㈱は、回転ドアに、そのような欠陥があることに気付いていながら、
事故当時は、開業日とほぼ同じように使用していた。

・重大な欠陥があることに気付いていながら、当面の営業を優先し、
人の死にかかわる施設改善・対策を後回しにしていた事実を、
子供を持つ全ての母親は許さなくても当然だ。

一時期は、回転ドア入口の横に、警備員が立っていて、
お客様を安全に誘導していたのに、
なぜそれをやめたのか。

やめていなければ、今回の大事故は防げていたはず。

・私は、この事故の責任は、森ビル㈱にあると考えている。
回転ドアを改善するより、まず管理責任者の頭の構造から
直すべきだ。

安全面の問題点が未解決になっていたのなら、
自動ドアで十分だったはず。

事故発生日までは、回転ドアを毎日通っていたが、
私もこのドアに危険性があるのではないかと感じていた。

というのも、センサーがあるといっても、すり抜けられたので、
これで安全対策になるのかと思っていた。

あのドアは(事故を起こしたドアとは別ですが)、
ドアが閉まる数秒前になると、急に速度が上がっていた。
これが、大人の自分ですら、実に怖かった。

しかし、見慣れてくると、そうでもなくなった。
これが、油断につながりやすい。

ドアの近くまで行くと、急にドアの速度が速くなるので
「せっかくここまできたんだから入っちまえ!」と、
身体を横向きにして、狭いすき間からサッと入ってしまっては、
面白がっていた。

こういう人は他にも見かけていた。
(子供なら、なおさらやりそうだ。)

考えてはいなかったけれども、皆、心の中では
「万一、挟まれても大丈夫」
と思っていたと思う。

それが、今回の事故ニュースで、そうではなく、
挟まれたら即死するとは驚きだ。

センサーは役に立っておらず、しかもエレベーターのような、
挟まれた場合の安全なシステムも無いドアを、
死亡事故が起こるまで使い続けていた、という事実は、
一般社会では当然、衝撃ニュースだ。

新聞に出ている記事では、多少の死角がセンサーには
あるとなっているが、大人がサッと通り抜けても
停止しないということは、センサーの感度が悪くなっていたとか、
瞬時に通過したものには反応しないのではないかと考えられる。

・人間には、実にいろいろな人がいる。
子供、大人、老人、男性、女性、身体障害者
(特に知的障害者が危険)、マナーを破る人までもいる。

また、いつも来ている人にはよくわかっていても、
外から来られる一般者にはわからない、
あのような回転ドアは、人間社会に理想的とは言えないのでは
ないかと私は思う。

・ドアが閉まる直前に入ってもセンサーは反応せず、
ドアに身体が付く時、あるいはその数センチ手前で反応し、
それから25センチもすべって止まるのでは、挟まれるのは当然。

・森ビル㈱は「知らなかった」と言いますが、
開業前に安全テストを実施していなかった、ということにもなる。

・この回転ドアは、挟まれる危険があるうえ、安全面を、
どんな場合にも対応出来るわけでもないセンサーのみに
頼っていた。

・普通の歩き方でなく、閉まろうとする回転ドア内に
無理矢理入ろうとする場合、身長170センチの大人なら、
ドア幅が90センチ程開いている時
(この時から、速度が上がり始める)
に身体を横向きに変え、1歩でサッと中へ入ってしまえば、
所要時間約1秒、侵入途中に速度が上がっていて、
ドア幅が50センチに狭くなっていたとしても、
侵入成功する。

しかし、大人の身体は、横向きに変えても、
20センチ以上はあるはず。

速度が上がっていて、両側各15センチずつでもセンサーが
反応していなかったとしたら、もはや安全とは言えない。

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by bunbun6610 | 2011-04-19 20:07 | 六本木ヒルズ回転ドア事故